参考文献
マルチコアプロセッサ
- CPU内にある「演算(計算)処理を行う装置」のこと
- 数年前まではひとつCPUには一つのコアしかなかったが、複数のコアを持つものをマルチコアプロセッサと呼ぶ
- それぞれのコアが別々の処理を実行するため、多くのコアが搭載されているCPUの方が性能が高い
レジスタ
- CPU内にあるデータを一時的に記憶する装置のこと
- データのサイズは主に32ビットと64ビットの2種類
- 内部に64ビットのデータサイズのレジストを持つCPU(64ビットCPU)の方が一度に読み込むことのできるデータが大きいので、より高速に処理できる
ハードディスクとSSD
ハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)は高速で回転する円盤型の記憶装置があり、SSD(Solid State Drive)は半導体メモリを使った記憶装置
SSDには可動部品がないため、振動や衝撃に強く、消費電力が少ない
各補助記憶装置の保存容量
CD:約700MB
DVD:約4.7GB
Blue-ray Disc:約25GB
キャッシュメモリ
CPUの内部に搭載されている超高速の記憶装置のこと
CPUと主記憶装置の処理速度の差を埋めるために使われる
記憶装置の比較
(速さ)
補助記憶装置(SSD or HHD)<主記憶装置<キャッシュメモリ
(容量)
補助記憶装置(SSD or HHD)>主記憶装置>キャッシュメモリ
RAMとは
Random Access Memory
揮発性メモリ(電源が切れるとデータが消滅するしてしまうメモリ)のこと
(例)主記憶装置、キャッシュメモリ
ROM
Read Only Memory
不揮発性メモリ(電源を切ってもデータが保持されるメモリ)のこと
(例)SSD、HHD
DRAM
Dynamic RAM
絶えずリフレッシュ(データが消えないように1秒間に何度も繰り返し電化を加えること)を繰り返し続けているRAMのこと
主に主記憶装置(メインメモリ)で使われているメモリ
SRAM
Static RAM
リフレッシュする必要がないRAM(揮発性メモリ)のこと
リフレッシュが不要であるため、非常に高速で動作
主にキャッシュメモリで使われる
SRAMのデメリットは値段が高い
フラッシュメモリ
電気的にデータの書き換えができるROM(不揮発性メモリ)のこと
フラッシュメモリは利用者がデータの書き替えを行うことができる
(例)SSD、USBメモリ、SDカード
バスパワー
ケーブルを通して周辺装置に電力を送る方式
HDMI
映像や音声をやり取りする規格
Bluetooth
無線でデータをやり取りする規格
デバイスドライバとプラグアンドプレイ
デバイスドライバとは、PCから周辺機器を操作するためのソフトウェア
このソフトウェアを自動的にインストールする機能の事をプラグアンドプレイという
例題
①クロック周波数が1.6GHzのCPUは、4クロックで処理される命令を1秒間に何回実行できるか?
(答え)4億回
(解説)
周波数(Hz)とは1秒間に繰り返される波の数であるため、GHzは1HzのHzの1,000,000,000倍(10億Hz)
つまり、1,6GHzのCPUは1秒間に最大16億回のクロックに対応可能
1つの命令は4クロックで処理が完了するため、1秒間に4億回実行できる(16億÷4=4)
②DRAM、ROM、SRAM、フラッシュメモリのうち、電力供給が途絶えても内容が消えない不揮発性メモリは?
(答え)ROMとフラッシュメモリ
③スキャナやプリンタの性能の一つである解像度を表す単位は?
(答え)dpi(1インチあたりのドット数を表す単位)
④PCなどの仕様の表記として、SXGAやQVGAなどが用いられるものはどれか
(答え)ディスプレイの解像度
※SXGA:1280×1024、QVGA:1280×960
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