Wien(ウィーン)は芸術の都!
ウィーンは小さな街ですが、
見どころが詰まっていて、
数日でも十分に観光を楽しむことが出来ます。
今回はウィーンに3泊4日過ごした中で
特におすすめの観光地、訪れた場所の感想を一挙にご紹介します。
また、初めてのヨーロッパ旅行で戸惑った点や
旅行で使える簡単な英語、ドイツ語の表現もご紹介します!
筆者にとって初めてのヨーロッパ旅行!
旅行中は驚くことがたくさんでした。
旅行ではオーストリア在住の友人が観光案内をしてくれました!
(オーストリア在住)
住んでいるのは第二都市「Graz」なんだけれど、
Wienには姉が住んでいて、
たまに来るの。
オーストラリア旅行について知っておくべきこと
準備や注意が必要なポイントについては別途以下の記事にまとめているので。
こちらも是非参考にしてください。
旅行先に迷われている方、
Wien旅行に興味がある方のお役に立てたら幸いです。
Los geht’s!
(それでは行きましょう!)
必見有名観光スポット
Stephansdom(シュテファン寺院)
自身、ウィーン旅行で訪れて一番感動した場所です!
毎時0分になると鐘の音が聴こえるのですが、
鐘の音が鳴り響く中で見るシュテファン寺院の美しさは格別です。
外壁も美しいですが、神聖な雰囲気が漂う建物中の様子も綺麗でため息が出ました。
訪れた時にちょうど、パイプオルガンの演奏が聞こえていました。
教会や歴史的建造物は入り口がわかりにくいことが多いです!
日本のように自動ドアなんてありません。
出入り口には看板があることが多いので
ドイツ語の入口、出口を覚えておくと良いですよ!
入口:Eingang
出口:Ausgang
Stephansdom(シュテファン寺院)に入場するだけなら無料ですが、
各施設は有料です。
せっかくだから、塔に登りましょうか?
北塔はエレベーターで登れるわよ
え!?
教会の塔に登れるの!?
北塔:5.50ユーロ; 南塔:4.50ユーロ; カタコンベ:5.50ユーロなど。
有料ですが、中をみて回れる教会です。
(チケットを2つください)
英:Could you give me two tickets?
独:Kann ich bitte zwei Eintrittskarten haben?
友人とシュテファン寺院の北塔に登りました。
塔の展望スペースからシュテファン寺院のかわいいモザイク屋根も見られます。
それにしても、ウィーンの中心地には馬車がたくさん走っているね!
あっちのお城も素敵だし、こっちのお城も素敵!!
中世の時代にタイムスリップしたみたいだな〜!
あれはお城じゃなくて、
普通の民家だと思うわ・・・
Schloss Schönbrunn(シェーンブルン宮殿)
「女帝」と呼ばれるマリア・テルジアや、
「シシィ」の愛称で親しまれている、
皇妃エリーザベトのゆかりの地です。
総面積1.7㎢広大な敷地は美しい並木や彫刻が飾れられています。
朝早く着いてしまったので、
中庭を散歩したのですが紅葉が本当に美しかったです。
ランナーがたくさん走っていましたw
今回は回りませんでしたが、世界最古の動物園も有名です!
Hundertwasserhaus(フンダートヴァッサーハウス)
個性的な建築で知られるフンダートヴァッサーの代表作。
大胆でカラフルでアーティスティックな建物は必見です!
閑静な住宅街に忽然と現れる建物です。
樹木、さまざまな植物が植えられていて、不思議な空間が演出されていました!
宮崎駿が三鷹の森ジブリ美術館建設をするときに
『フンデルトヴァッサーのような建物にしたい』と望んだと言われています。
ウィーン旅行で特に来たかった場所の一つなんだ。
こんなところがあったのね。
知らなかったわ。
Prater(プラーター遊園地)
レトロ遊園地プラーター。
宮殿や博物館などの観光スポットは18時頃に閉まってしまいますが、
この場所は深夜まで営業しているので、1日の締めくくりにぴったりです。
すの!私あれに乗りたいわ
え!?あれに乗るの?
悲鳴が聞こえるよ
あなたの分のチケットも買っちゃった
さ、行きましょ♬
友人が絶叫マシン好きだったため
こんなのにも乗りましたw
プラーターに来て是非乗ってもらいたいのは大観覧車。
ウィーンのアイコニックな場所の一つです。
大きな箱に15人くらい乗る形式の観覧車です。
写真には撮らなかったのですが、
反対側はアルプスの山々が並んでいます
ねえ、リジー?
リジーが思う、オーストリアの魅力って何?
そうねえ。
やっぱり自然が豊かなことかしら
美しいアルプスの山々は本当に素敵よ
今度、オーストリアに来たときは
ハイキングに連れてってあげるわよ
オーストリアの大自然をハイキング!
映画「サウンド・オブ・サイレンス」みたいな
景色が見られるんだろうな♬
行ってみたい!!
Nationalbibliothek, Prunksaal(プルンクザール図書館)
ヨーロッパ最大のバロック様式の図書館で
世界で最も美しい図書館ホールと言われているプルンクザール図書館。
ウィーン観光で特に訪れたかった場所の一つなのですが、
私がウィーンに来たときは残念ながら工事中のため訪問できませんでした😭
次にウィーンに訪れる機会があったら絶対に訪れたいです。
Rathaus der Stadt Wien(ウィーン市庁舎)
まるでお城のように美しい市庁舎。
ウィーンにはお城のように美しい建物が無数にあるのですが、
市庁舎は特に美しい建物の一つです。
市庁舎の中は月・水・金には午後1時ごろから無料のツアーがあるようですが、
月曜12時頃に訪問した時にはすでに予約がいっぱいだと言われ、
ツアー参加ができませんでした。
ツアーに参加されたい方は早めの予約をお勧めします。
Naturhistorisches Museum Wien(自然史博物館)
オーディオガイドは別料金€6かかってしまいます(日本語オーディオガイドは無し)。
博物館なのでオーディオなしでも十分楽しめます。
恐竜をはじめ、オオカミや猿、象などさまざまな動物の剥製や模型を楽しめます。
建物も大変立派で天井画や壁の彫刻も見応えありです。
展示を見るというよりも、
建物がすごすぎるので、内装の方に感動してしまいます・・・
音楽好きにおすすめのスポット
Operhaus(国立オペラ座)
オペラチケットを買わなくても、
オペラハウスの中を見学して回れるツアーがあります。
ツアーの時間はその日によって、予定が違います。
Oparhausの建物入り口にツアーの予定表(紙)が貼ってあり、
もちろんネットでも予定の確認ができます。
参加したい場合は予定を確認していきましょう!
Haus der Musik(音楽の家)
音楽とテクノロジーを楽しめる博物館です。
展示物が多く、大人も子供も楽しめます。
モーツアルト、ベートーベン、ハイドン、シューベルトを始めとした
ウィーンで活躍した音楽家の歴史について学ぶことが出来ますし、
人体や他の生物の音の感じ方について科学的に学ぶことが出来ます。
特に面白かった展示は指揮者体験。
曲名を選択し、スクリーンに映る、ウィーン・フィルを指揮する体験が出来ます!
Wien Museum Mozart apartment(モーツアルトハウスウィーン)
モーツァルトが1784〜87年まで家族と暮らした家。
多くの名曲がここで生まれました。
日本語のオーディオガイドがあります。
展示はシンプルなので、音楽好きの方には来る意義がある場所だと思いますが
そうでない人には退屈に感じるかもしれません。
私はどちらかというと
Haus der Musik(音楽の家)の方が
楽しめたわ
入場料が高いので、エンターテイメント性でいうと、
先述したHaus der Musik(音楽の家)の方がお勧めです。
Stadtpark(市立公園)と有名音楽家の像
多くの観光客、地元の方が集まる美しい公園。
Wienの人々が公園でゆっくりとした時間を過ごしています。
クラシックのチケットを売っている人もいますw
有名な黄金のシュトラウス像を始め、
公園内には有名な音楽家の像がいくつか立っているので、
興味のある方はぜひ探してみてください。
ベートーベン像
クラシック音楽で特に好きな作曲家、ベートーベン。
市立公園から少し歩いたところにあります。
大きく立派な像でした。
せっかくベートーベンに会えたので、
迎えのベンチで一休み^^
こんな楽しみ方も!ガイドブックにない名所もご紹介
次はどこ行こうかな?
見たいところは大体見ちゃったな〜
絵画はあまり興味ないから美術館に行くのも気が進まないし。
Schmetterlingがたくさんいる
場所があるわ
ギブリ(ジブリ)みたいなのよ。
見たい?
え?それなんだっけ
蝶々のこと?
Schmetterlinghaus(蝶の家)
中心地、ホーフブルク王宮のそばにある蝶の家。
その名の通り、蝶がたくさんいる場所です。
温室の中に広がる美しい植物たちと
たくさんの種類の蝶。
まるでメルヘンのようです。
たくさんの蝶のサナギも・・・
甲虫好きのお子様は大喜びすること間違いなし!
Universität Wien(ウィーン大学)
異国の学校がどんな雰囲気か。
興味ないですか?
ウィーン大学は市庁舎のすぐ近くにあるので、
市庁舎を見に行ったついでにぜひ立ち寄ってもらいたいです。
天気も良かったため
大学の門の前の階段では学生たちが座って本を読んだり
待ち合わせをしたりしているようでした。
校舎の建物は他の建造物に負けないくらい美しく豪華です。
中に入り、カフェや中庭の雰囲気も見てきました。
学食でランチも食べたかったのですが、
この日は他のレストランに行く予定だったので、
今回はよらず。
代わりに校内の売店によって、買い物を楽しみました。
大学オリジナルの文房具や
大学のオリジナルTシャツ、パーカーなども売られています。
※購買は現金オンリー
これはお土産にいい!と思い、
浮かれてウィーン大学のパーカーを購入(笑)
旅行中は恥ずかしくて着れませんでしたが
日本に帰ったら、気に入って着まわしてます!
一番小さいXSサイズを買ったのですがそれでも大きいくらい
大きめのサイズ感でした。
おすすめレストラン・カフェ
Café Sacher(ザッハー)
ウィーンといば、ザッハトルテ!
ザッハトルテを食べないとウィーン旅行が始まりませんw
ザッハトルテ発祥の店として有名なこのお店「ザッハー」は絶対訪れたいですよね!
高級感ある店内で優雅なひと時を過ごしましょう^^
観光客が詰めかける有名店ですので、いつも長蛇の列ができます。
午前中に行くと比較的並ばずに店内に入れるので、
行ける方は午前中の訪問をお勧めします!
私も午前中に訪問しました!
(ザッハトルテ1つとコーヒー1つください)
英:Would you give me a piece of Sachertorte and a cup of coffee?
独:Ich hätte gerne ein Stück Sachertorte und eine Tasse Kaffee geben.
チョコレートは濃厚で
しっかりとした甘さでした!
Griechenbeisl(グリューヒェンバイスル)
Wien(ウィーン)最古のレストランとして有名です。
レストランの建物に関して15世紀の頃から記録が残っているそうです。
多くの有名人が訪れ、中でも
ベートーベン、シューベルト、シュトラウスなども訪れたそうです。
現在でも多くの有名人が訪れ続け、メディアで紹介され続けています。
店は半地下で落ち着いた雰囲気でした。
高級感がありつつアットホームな雰囲気もある素敵なお店でした。
店内はショパンの「英雄ポロネーズ」やリストの「ラ・カンパネラ」などの、
有名なピアノ曲が静かに流れています。
例の如く、想像以上に量の多いお料理が届きます。
肉は口の中で溶けるように柔らかいです。
ソースは優しい味でクネーデル(付け合わせのお団子のようなもの)とよく合います。
量が多くてお腹いっぱいになってしまいデザートが食べられなかったのが残念💦
Bettelstudent(ベッテルシュトゥデント)
日曜の昼は街中人で溢れているね
どこのお店も観光客で行列だ💦
いいお店があるわ
ここ「Bettelstudent」は
地元の人が通うお店だから
混んでないはずよ。
オーストリア内には何件もあるチェーン店なの
ホテルザッハーや市立公園の近くにあるレストランです。
リーズナブルにオーストリア料理を楽しめます。
おすすめはHühnerfleisch(鶏肉)の
Schnitzelよ
大きなSchnitzelが一皿に2枚
本当に大きくて顔くらいのサイズです。
大きく平たくカットされたポテトが
カリッとしていて美味しいです^^
かなりのボリュームなので、
大食いの私でも一人で食べるのは大変でした💦
PHO EVER(アジア料理の店)
アジア人の胃袋には重い料理が多いオーストリアでの生活。
夜にはアジア料理が食べたくなることが多かったです。
そんな私のような人にお勧めなのがこのお店。
ウィーン内にアジア料理のお店は多いのですが、
このお店はマリアヒルファー通りにあるので、
買い物帰りに寄るのにちょうど良いです🎶
名前からベトナム料理屋さんなのだろうと思うのですが、
ヨーロッパでアジア料理のお店というと
大体、タイ料理、ベトナム料理、中華、和食が揃っています。
このお店も色々なメニューがあり、
寿司や海苔巻きのようなものもありました。
今回はチャーハンをいただきました。
比較的リーズナブルにいただけますし、
一人でも入りやすいお店です^^
ショッピングにおすすめなスポット
おみやげ購入前によく確認しよう!日本に持ち込めるもの、持ち込めないもの
ウィーンにはヨーロッパ中の魅力的な食品が集まっていますし、
魅力的な市場が充実しているので、
おみやげとして色々な食品を買って帰りたくなってしまいます。
しかし、日本は海外の肉製品、乳製品、はちみつ、野菜、植物等は
検疫の対象になります。
オーストリアに限った話ではなく、
多くの食品が日本への持ち込み禁止となっています。
せっかくお土産を買っても、空港で没収となってしまう可能性があるので、
日本に持ち込めるものと持ち込めないものをよく確認してお土産を購入しましょう!
Naschmarkt(ナッシュ市場) 👈イチオシ
ウィーン最大の市場、Naschmarktです。
個性的なお店もあり歩いているだけで面白く、
何度でも訪れたくなる場所です。
市場には露天がずらーり並んでいます。
美味しそうなフルーツ、スイーツ、食品が集まっているので、
目移りしてしまいます。
しかし特に食品は、お土産として日本に持ち込めないものが多いので買うときは要注意です。
雑貨などもウィーン中のお土産が集まっているので、
お土産を買うのにおすすめです。
個性的なカフェやレストランも並んでいるので、
ランチやディナー、カフェを楽しむ場所としてもぴったりです。
Mariahilfer Straße(マリアヒルファー通り)
マリアヒルファー通りは
Wien Westbahnhof(ウィーン西駅)とウィーンの中心地にある美術史博物館までを結ぶ通りです。
この通りにはインテリアショップ、
小物やファッション衣服・雑貨、
靴屋、本屋、薬屋など
さまざまな商業施設が並んでいます。
ショッピングを楽しみたいときはこの通りがおすすめ🎶
ブランド系のお店は高価な商品ばかりですが
リーズナブルにお買い物できるセール中のお店もあります。
さすがおしゃれな街ウィーン
日本にはない色味やデザインのものがたくさんだから、
楽しくてつい買いすぎちゃいます。
もっと買えばよかったかな?
そういうの
日本語なんていうか知っているわ
”爆買い”っていうんでしょ?
Thalia(本屋)
Mariahilfer Straße(マリアヒルファー通り)にある
おしゃれな本屋さん、Thalia。
立ち読みならず、座って本を読みこともできます。
ウィーンでも日本の漫画は大人気のようで、
漫画コーナーにはたくさんの買い物客が集まっていました。
お土産に買った、
ドイツ語版DEATH NOTE^^
ドイツ語学習にいかがでしょうか?
ちょっとした文房具やおもちゃ、
インテリア用品も販売しています。
Julius Meinl(スーパーマーケット)
ウィーン歴史博物館やペスト記念柱の近くで
宝石店、ルイ・ヴィトン、シャネルなどのブランドショップが並ぶ
通りにあるスーパーマーケットのJulius Meinlです。
ばらまき用のお菓子を買ったり、
お茶やスープ、缶詰など
食料品を買うのにぴったりのお店です。
さいごに。
今回は初めてのウィーン観光で特におすすめの場所をご紹介しました。
小さな街ですが、
おしゃれで芸術的で歩き回るのが楽しい街です!
都会的な雰囲気と歴史的な美しさが共存する魅力的な街です!
繰り返しになりますが、
ウィーンで過ごす上での注意点について別の記事にまとめています。
こちらウィーンに旅行に行くよ!という方は是非チェックしてください^^
今回はWienの街だけだったけど、
オーストリアは魅力的な場所がもっとたくさんあるのよ。
ぜひ、オーストリアに遊びに来て。
日本の人たちに
私の国を好きになってもらいたいわ!
また、ウィーンに続けて行った、
ドイツのミュンヘン観光について別記事にてまとめる予定です。
是非そちらも楽しんでいただけたらと思います♬
それではまた!
Tschüss!
すのうでした。
オールトリアで滞在後に行った、
ドイツの人気観光都市、ミュンヘンでの旅行記も記事にまとめています。
こちらも是非旅行のプランニングの参考にしてくださいね!
コメント
写真がとにかく美しい❗
いろいろ行ったんだね。
良い友達と一緒に観光できたことで楽しさ倍増だったんだなぁと感じたよ😄
次の旅行記も楽しみ👍