世界で最も売れた伝説のソロアーティストの魅力が詰め込まれた映画でした
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こんにちは!
洋楽大好きsunoです。
私は学生時代から洋楽が大好きで、
新旧様々な音楽を聴いていました。
旧の方では特に
マイケル・ジャクソン、Queen、エアロスミス、ビートルズ、ビリー・ジョエル、
そしてエルヴィス・プレスリーがずっと大好きだったんです!
今日のレイトショー🤩🎶
— すのう⭐️suno@フォローすると体感温度-1℃(笑) (@sun0413_y) July 6, 2022
洋楽好きで、
学生時代からヒトカラで大真面目に「 I Can’t Help Fall In Love」を歌うくらい、プレスリー好きだったんです!!🥰Bohemian Rhapsodyも劇場で見たけど🎶👈Queenも死ぬほど好き
クセ強い映画が多いバズラーマン監督だから若干不安だけどトムハンクスにも会える🎶 pic.twitter.com/X0q1Fl5grM
エルヴィスは自分が生まれるずっと前のスターですが、
それが今回、自分と同世代の俳優オースティン・バトラーが主演で
映画作品として公開されると知り(しかもトム・ハンクスも出演!)
いてもたってもいられず、劇場で見てきました!
ジャンル:ミュージカル、伝記
出演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス
監督:バズ・ラーマン(作品「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャッツビー」など)
公開:2022年
音楽⇨
見応え⇨
ストーリー⇨
おすすめ度⇨
バズ・ラーマン節炸裂!個性が強すぎる監督が表現したかったものは?
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バズ・ラーマン監督作品は、鮮やかな映像と目移りするような豪華絢爛なセット、
そしてスピード感のある展開の映画が多いです。
本作も彼の代表作、「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャッツビー」を思わせるような
華やかさが詰め込まれていました。
エルヴィス・プレスリーの人生のダイジェストが
早送りで再生されているような展開の早さで、
何度も置いてかれそうになりました(笑)
しかし、本作は大スターのノン・フィクション映画。
バズ・ラーマンらしい詰め込みが多いものの、
バズ・ラーマンがやりたいことが詰め込まれているというよりは、
エルヴィスの魅力が詰め込まれている映画という印象でした。
ストーリーにメリハリがあり、
要所要所で名曲が効果的に挿入されているので見応えがあります!
まるで最初から最後までずっとコンサートを見ているようで、
エルヴィスの音楽が好きな私にはたまらなかったです!
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圧巻のクライマックスシーンは
感極まって
息をのむほどでした!
エルヴィス・プレスリーという人物について
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華やかなスターのイメージが強い彼ですが苦悩の連続でした。
- 黒人が多い地区で生まれ貧しい生活の中で育つ
- 黒人の音楽をリスペクトしているのに、黒人差別が強い社会の中で心を痛める
- 斬新すぎる表現が社会に受け入れられず、表現したい音楽ができずに苦しむ時期があった
- 最愛の人を亡くし心を痛める
- 一時期俳優業に専念するも失敗続き
エルヴィスは多くのファンに愛されますが、
愛されすぎたが故に、メディアや社会から過剰な攻撃にあい、
彼が本当に表現したい音楽ができないことも。
しかし、そんな中でも音楽に対して誠実で、
いつでも最高のパフォーマンスでファンに応えようとします。
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そして、戦後のアメリカ人でありながら、
「日本でもコンサートをやりたい」と
ずっと思っていてくれたことをこの映画で知り、
一日本人として嬉しかったです。
主演、オースティン・バトラー迫真の演技はエルヴィスそのもの
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主演をつとめたオースティン・バトラーは本作で初めて知った俳優だったのですが、
本作は主演のオースティンの魅力が詰まった映画でもありました。
歌手でもダンサーでもないのに、
アメリカ史上最も売れた伝説の大スター役を演じたオースティン。
かなりの重圧があったと思います。
本作でも、主人公エルヴィスがファンからの期待の重圧に
押しつぶされそうになるというシーンがありますが、
あのシーンは彼自身の気持ちも表現されていたのではと思います。
エルヴィス・プレスリーは23歳の時に最愛の母を亡くしたそうですが、
主演を努めたオースティン・バトラーも同じ歳の時に母を亡くしているそうです。
オースティンはエルヴィスに運命的なものを感じ、
この映画の主演を切望して役をいとめたとか。
3年の準備期間中には、故エルヴィス本人の取材やインタビューに目を通して、
喋り方や仕草を細かく分析し、吸収したそうです。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリー役だったラミ・マレックの
ムーブメント・コーチを担当したポリー・ベネットが、
オースティンのサポートについていたそうです。
主演、オースティンの演技はもちろんですが、
ダンスも歌も神がかっていて目が離せませんでした!
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エルヴィス・プレスリーの歌は好きでしたが、
人となりや歌う姿はほとんど知らなかったので、
オースティン・バトラーが
私にとってのエルヴィスになりました!
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大役を見事に演じきったオースティン。
彼がこれからどんな俳優になっていくのか楽しみね
まるで別人!悪役?パーカー大佐を演じたトム・ハンクス
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我が敬愛する、トム・ハンクスが今作ではなんと悪役です。
”ハリウッドの良心” であるみんなのトム・ハンクスが。
特殊メイクで、作られたリアルな二重顎、胡散臭い表情、100キロ近くありそうな巨体、
声までもがまるで別人のようでした。
トム・ハンクス演じるパーカー大佐は、
エルヴィスの稼ぎの半分を搾取しつづけた悪徳マネージャーという役どころです。
そして、この作品の語り手でもあるキャラクターでした。
60歳台後半になるトム・ハンクスが
今までとは180度異なる役柄に挑戦していることに改めて尊敬しました。
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エルヴィスの生涯のマネージャーだったパーカー大佐は
自分の都合でエルヴィスを縛り付け、
苦しめる強欲な人物として描かれるのですが、
私はどこかエルヴィスへの強い愛を感じました。
映画「Bohemian Rhapsody」でも
主人公をそそのかして苦しめるマネージャーが
ストーリーの重要な人物として描かれていましたが、
今作で描かれているパーカー大佐はまた一味違う気がします。
早いうちからエルヴィスの才能を見出し、
スターダムに押し上げ、持ち前のビジネスセンスで成功させ、
生涯エルヴィスのマネージャーをやっていた人物です。
歪な関係にはなってしまったけれど、
誰よりもエルヴィスの魅力を理解しエネルギーを注いでいたのは
パーカー大佐だったのではと思いました。
トム・ハンクスが演じていたからかもしれませんが
私はそう感じました^^
さいごに。
アメリカ史上最も売れたソロ・アーティスト、
”キング・オブ・ロックンロール” と呼ばれた エルヴィス・プレスリーの
伝説的なパフォーマンスや熱狂を劇場で体感出来、大満足でした。
気になった人は是非鑑賞していただけたらと思います!
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みなさんが素晴らしい映画と出会うチャンスになったら幸いです。
今回はここまで🌸
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それではまた!
sunoでした
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