この世で成功する人とは、
立ち上がって、自分が望むような状況を探し回り、
もし見つからなければそれを創り出す人だ。
バーナード・ショー(劇作家)
あなたは自分の仕事が好きですか?
好きな仕事をしている人もそうでない人も
仕事で困難な状況があったり、
うまくいかない中でもがいた経験があると思います。
忙しさの中で自分を失いそうになったり、
このまま仕事を続けていて良いのか迷ったりした経験がある人もいると思います。
今回は、「仕事」をテーマにおすすめな映画を集めました!
困難に立ち向かう登場人物たちの姿を見ることで
仕事のやり方や向き合い方が変わるかもしれません。
馴染みのない業界、文化の中で働く登場人物を見て
学ぶこともあるかもしれないわね
学生でこれから社会に出るという方も
自分がどんな働き方がしたいかきっと参考になりますよ!
それでは行ってみましょう!
チェケラ!
バックドラフト 👈【イチオシ】
命をかけて人命を守る!
街を守るために働く消防士達のカッコ良すぎる人命救助シーンに感動します!
ジャンル:アクション、ドラマ
出演:カート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン、ロバート・デ・ニーロ、ドナルド・サザーランド
監督:ロン・ハワード(作品「ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズなど)
制作:1991年
おすすめ度⇨
消防士の兄弟の葛藤と日夜火災と戦い続ける男達の群像を描いた名作です。
挿入される音楽がどれも素晴らしく、消防士達の訓練シーンも人命救助シーンもいちいちかっこいいので、消防士に憧れてしまうこと間違いなしです。
日夜体を張って火災と戦う消防士達へは感謝の気持ちでいっぱいになります。
上記に挙げたように、兄弟愛やミステリー要素、大迫力のファイヤーファイトシーンなど、
見どころの多い作品なのですが、今回は
”職業選択への悩み” や ”仕事としての消防士”
がリアルに描かれている映画だというポイントに注目したいと思います。
弟のブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)は
違う職に就いては辞めてと職を転々としてしていました。
紆余曲折して改めて新任消防士となりますが、
配属先は消防士としてキャリアを積んできた兄(カート・ラッセル)のチームでした。
ブライアンは消防士として活躍する兄と自分を比べてしまい葛藤します。
さらに消防士という職業の厳しさと炎への恐怖も経験し打ちのめされます。
消防士は憧れの仕事。
しかし、自分に向いているのは他の仕事なのでは?と揺れ動きます。
兄のスティーブン(カート・ラッセル)も仕事に打ち込む中で
家族とはうまく行かなくなりました。
さらに、上層からの人員削減により消防活動が日ごとに厳しくなっていきます。
そんな中、事故が・・・
消防士兄弟の二人が ”消防の仕事” にどう向き合っていくのかに注目です!
人生、ここにあり!
精神疾患を持つ登場人物たちが市場に参入!?
1980年代のイタリア・ミラノを舞台に、
実話をもとに映画化したイタリアン・コメディ!
ジャンル:コメディ、ドラマ
製作国:イタリア
制作:2008年
おすすめ度⇨
アツすぎる性格のせいで、空回り気味の主人公が配属されたのは
精神疾患者達が集まる施設でした
暴れないように薬漬けにされ、施設に軟禁状態だった精神障害者達。
精神疾患者達は社会の片隅に追いやられ、制限されている生活の中で、
毎日封筒に切手を貼る(?)というやりがいの無いルーチン労働を繰り返すだけでした。
彼らの施設に配属された熱血漢の主人公ネッロは、
彼らに労働の楽しさを伝えようと奮闘します。
題材はシリアスな社会問題が扱われていますが、
個性豊かな登場人物達が魅力的でテンポの良いコメディなので見やすいです^^
最初は噛み合わない登場人物達ですが、
ネッロの熱意に後押しされ、少しずつ社会に進出し労働の楽しさを知っていきます。
一人ひとりが強みを活かし、苦手なことは仲間同士で補い合います。
道は平坦ではなく何度も失敗しますし、理不尽な社会に何度も打ちのめされますが、仲間と協力して乗り越えていく姿に勇気づけられます。
笑って泣いて、ジーンと出来る良作です✨
5パーセントの奇跡
大きな隠し事を持つ主人公の人生を賭けた就職活動!!
実話を元にした驚きのストーリー!
ジャンル:ヒューマン、サクセス
製作国:ドイツ
制作:2017年
おすすめ度⇨
視覚障害(視力が5%)を持つ主人公が、健常者のふりをして一流ホテルに就職する!?
先天性の病気で95%の視覚を失った青年サリー。
しかし、「5つ星ホテルで働きたい!」という夢を叶えるためになんと目が見えないということを隠して、見習いを始めます。
そんなバカな…😅いくらなんでも無理じゃね?
って思いますが、これ、実話が元になってます😱
サリーは持ち前の素直さ、頭の回転の良さを活かし、
高級ホテルに正式採用されるために必死に研修課題をこなしていきます。
急に視力を失う主人公ですが、障害を抱えながらも夢の職業のためにひたむきに努力する姿が魅力的です!
主人公がスリランカ系のドイツ人という点もこの作品の面白いポイントです。
ドイツが抱える就活事情や移民問題などの社会的背景も見られるので、社会勉強にもなります。
爽やかなサクセスストーリーです。
見渡す限り人生!
イタリアの就職難事情!
高学歴ワーキングプアの女性がブラック企業で奮闘します
ジャンル:ドラマ
製作国:イタリア
制作:2008年
おすすめ度⇨
高学歴ワーキングプアが経験する理不尽で疑問だらけな社会
どの会社にも独特の文化がありますよね。
仕事をしていて、文化に馴染めないと感じたり、人間関係に悩んだ経験は誰もがあるはず。
そんな中でも視点を変えたりうまく折り合いをつけながらやっていかなければいけない場面があると思います。
それらがリアルに描かれているのがこの作品。
ヒロインのマルタは大学の哲学科を優秀な成績で卒業しますが、
就職難のローマで仕事を見つけるのに苦心します。
やっと見つけた仕事はベビーシッターと、
怪しげな浄水器を売りつける会社のコールセンターの契約社員。
実績を上げないと即解雇、毎朝歌とダンスを踊り会社への忠実さを示さなければらないという
独特の会社文化。
地頭の良いヒロインは頭角を表し業績を上げますが、
癖の強い上司から気に入られ、さらにややこしい人間関係に巻き込まれていきます。
クレイジーな環境の中でも自分を見失わずに行動するヒロインにホッとします。
ハラハラする場面ばかりの映画ですが、心温まるラストは必見です!
プラダを着た悪魔
ゴージャス × ファッショナブル × 悪魔のような上司!
一流ファッション誌での仕事に奮闘する女性のお仕事映画
ジャンル:ドラマ、コメディ、恋愛
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ
監督:デヴィッド・フランケル(作品「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」「素晴らしきかな、人生」など)
制作:2006年
おすすめ度⇨
鬼上司に振り回されるヒロインを描いたゴージャスなサクセスストーリー
ジャーナリストを目指してNYに来たアンディ(アン・ハサウェイ)は
ファッションには全く興味のない女性。
にも関わらず、一流ファッション誌のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントとして職を得ることになります。
世界中の女性が憧れるポジションですが、
上司のミランダからのハイレベルな要求と
鳴り続ける携帯にアンディの私生活はメチャクチャになります。
色鮮やかで華やかなファッションが楽しめますし、
ファッション業界の裏側を垣間見れる映画なので、女性は特に楽しめる作品だと思います。
女性社会独特の雰囲気の中で、
やりたいことができない葛藤を抱えながらもやりがいを見出し、センスを磨き、成長していくしていくヒロインに注目です。
特にお気に入りのシーンは
職場の先輩が上司から無理をいわれ困ったときに
「私は仕事が好き、私は仕事が好き」
と自らに言い聞かせるシーン。
何だかものすごく共感しました!
小さな命が呼ぶとき
エリートビジネスマンの父。
難病を抱える娘の命を救うため製薬会社を起業します。
ジャンル:ドラマ、実話
出演:ブレンダン・フレイザー、ハリソン・フォード
監督:トム・ヴォーン(作品「ベガスの恋に勝つルール」など)
制作:2010年
おすすめ度⇨
ふたりの ”ヒーロー” がタッグを組んで幼い命を救うために戦います
主人公の父親役をブレンダン・フレイザー、
新薬研究の第一人者である天才科学者をハリソン・フォードが演じます。
アドベンチャー映画の主人公を演じていた印象が強い二人の俳優がタッグを組んで
難病に苦しむ子供達を救うために戦う主人公を演じます!
エリートビジネスマンであるジョン(ブレンダン・フレイザー)は
仕事では常に成果を出し家庭は裕福。
しかし、愛する娘達はポンペ病という治療法が確立されていない難病を抱えていて余命数年・・・
そんな中、第一人者であるストーンヒル教授(ハリソン・フォード)の存在を知ったジョンは、
新薬の研究を進めてほしいと持ちかけます。
二人は安定した職業を捨てて、新薬研究のために起業をします。
研究には莫大な費用がかかります。
そこはジョンが持ち前の交渉力やビジネス経験を生かし何とか捻出していきますが、それでも長い時間がかかってしまう新薬開発。
家族と過ごせる残り少ない時間を大切にするのか、
不可能に近い新薬研究に賭けるのか、何度も選択を迫られます。
また、科学者として譲れないプライドがあるストーンヒルは
慣れないビジネスの世界に苦心します。
利益が目的のビジネス界の現実、親として子供を救いたい気持ち、科学者としてのプライドがぶつかり合います。
主人公のジョンは新薬開発を実現できるのか、娘達や病気に苦しむ世界中の子供達を救えるのか。
ぜひ、映画を見て確認していただきたいです。
アポロ13
1970年に月に向かって打ち上げられたアポロ13号で起こった事故を元に映画化
宇宙飛行士達の勇気ある行動と彼らを助けるために行動するNASA職員の姿に感動
ジャンル:ドラマ、実話
出演:トム・ハンクス、エド・ハリス
監督:ロン・ハワード(作品「ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズなど)
制作:1995年
おすすめ度⇨
宇宙飛行士達は、宇宙から無事に帰還できるのか?史実に基づく教科書的な映画
宇宙飛行士になって、月を歩いてみたい!
宇宙飛行士は誰もが一度は憧れたことがある職業ではないでしょうか?
このお話は1970年に月に向かって打ち上げられた月面探査ロケット、アポロ13号で起こった爆発事故を元にした物語です。
ベテラン宇宙飛行士の船長ジム(トム・ハンクス)は長年月面着陸を夢に見ていました。そして、待望の月面調査ミッションにアサインされます。
しかし月に向かう途中、宇宙空間で爆発事故がおこります。
月面への夢が破れ、もう次のチャンスは訪れないかもしれないと身が引き裂かれそうな気持ちになるジム。
しかし、月面調査の断念はもとより、地球への帰還も絶望的な状況へとなっていきます。
宇宙船のセンターエンジンの停止、機内の二酸化炭素の増加、電気の残量減少、寒さなどトラブルが次々に宇宙飛行士達に襲い掛かります。
精神力で耐えていく宇宙飛行士の強さも見どころですが、
地上のヒューストン管制センターにて飛行士達を無事に帰還させるために
知恵を振り絞り全力を尽して働くNASAの職員達の姿が強烈に印象に残ります。
さいごに。
いかがだったでしょうか?
今回は「仕事」をテーマに
仕事に奮闘する登場人物を描いたおすすめの映画を7本ご紹介いたしました。
やりがいのために、夢や情熱のために、家族のために、次のステップのために
人によって、仕事に求めるものや、働き方は違います。
日々忙しく働いていく中で、自分が何をやりたいのか見失ってしまうこともあるかもしれませんが、
それでも仕事をする時間は一人ひとりの人生の中の大切な時間。
映画の登場人物達のように、
時には悩み、苦しみながらも希望を見出し、それぞれが輝ける働き方をしたいですね!
今回はここまで🌸
それではまた!
sunoでした
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