ドイツに現存するお城の中で最も美しいとの呼び声が高い
ノイシュヴァンシュタイン城へ行ってきました！
Grüß Gott
suno です。
「眠れる森の美女の城」のモデルにもなったとも言われている
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城。
今回は、ドイツの人気の観光都市ミュンヘンから
この有名なお城への行き方や観光について私の体験を交えてご紹介します！
これからドイツに行く予定の方、
旅行先を検討中の方のお役に立てたら幸いです！
ノイシュヴァンシュタイン城へはどうやっていく？
ノイシュヴァンシュタイン城は
通常の料金で入場チケットを買って列車で行くよりも
ツアーで行く方が安く行けることが多いです。
英語やドイツ語が話せない方はツアーで行った方が気楽に行けるでしょう。
しかし、自分で行き方を調べてチケットを買い、
列車に乗って、時には周りの人に聞きながら行く方が
経験値が上がりますし、
充実した旅行体験ができます！
列車に乗りや城まで歩く道中とてもワクワクしましたし、
長い時間をかけて城に着いた時の感動の方が
城の中をみて回ったことよりも大きかったです。
また、自分でアレンジしたオリジナルの観光ができる点も
自力で行く魅力です。
城を見た後に立ち寄った、
Füssenという街は長閑で緑が多く絵本に出てくるような可愛らしい街でした。
ミュンヘンで食べる料理とは一味違う、
シュヴァーベン料理もとても魅力的ですよ。
ノイシュヴァンシュタイン城の予約のしかた
ノイシュヴァンシュタイン城は基本的に
ネットで事前にチケットを購入しておくのがおすすめです。
城の観光は数十人のグループで回るので入場チケットの予約は時間で取ります。
現地で購入することもできるのですが、
コロナ禍では現地購入はなく、ネット予約のみになっていた時期もあったそうです。
私が現地言った時は当日券の販売をしていたようですが、
事前に購入しておいた方が確実ですし行列に並ばなくてすみますよ＾＾
数日前だと予約できないこともあるので、
購入は予定日の１週間前くらいにしておくとよいでしょう。
また、購入するまえに知っておいてもらいたいのが、
バイエルンチケットの存在です。
このチケットを使うのと使わないのではかかる金額が大きく変わるので、
以下の手順での購入をお勧めします。
一つずつ見ていきましょう＾＾
1.城の予約を取る前に！いつの何時に行くのかを考える
チケットを買う前に、いつの何時に城に着くか確認する必要があります。
当たり前でしょ！ と思うかもしれませんが、
行くまでにかかる時間やお得な行き方について知っておくと良いです。
特に知っておいてもらいたいのが以下の3点です。
- ミュンヘンから城まで行くのに片道約3時間ほどかかる
- バイエルンチケットを利用するとかなりお得に交通機関が使える
- バイエルンチケットは曜日で使える時間が違う！！
ミュンヘンから行く場合、片道3時間かかるので
行き帰りと観光で1日がかりになります。
また、城の入場チケットを買う前にバイエルンチケットの購入時間を考えておくと良いです。
バイエルンチケットとは？
バイエルンチケットはバイエルン地方で使えて、
ほぼ1日ドイツDB運営の列車（特急列車を除く）・バス・トラム・地下鉄が乗り放題になる
お得なチケットです。
München Hauptbahnhof（ミュンヘン中央駅）の券売機で購入できます。
複数人で行くとさらにお得になるので使うことをお勧めします！！
バイエルンチケットを上手く使うと観光ツアーを使うよりも安く行けます。
そして注意が必要な点として
このチケットは平日と週末や祝日で使用できる時間が異なります。
| バイエルンチケットを利用する日 | チケット利用可能な時間帯 |
|---|---|
| 月～金曜 | 9:00～翌3:00（18時間） |
| 土日祝、12/24、12/31 | 0:00～翌3:00（27時間） |
平日は9時からでないとこのチケットを使えないので、
平日にバイエルンチケットを使いたい場合は城の予約は午後の方が良いですね＾＾
私は平日の午前中にお城の予約を入れてしまったため
バイエルンチケットを使えませんでした😭
チケットの買い方やバイエルンチケットについては以下のサイトが参考になります
【ミュンヘン Sバーン・地下鉄・トラム・バス】乗り方からチケット購入まで徹底解説
②（１週間前くらいには予約しておこう）事前のオンラインチケット予約
城に行くだいたいの時間が決まったらチケットの予約を取ります。
数日前だと予約が取れないこともあるので１週間前には取っておくと良いでしょう。
日本語の観光オーディオを聞きたい人は
オーディオが使える時間にすると良いです。
ノイシュヴァンシュタインの予約チケットはこちらから取ります
オンラインチケットはダウンロードしてスマホで見せることもできますが、
紙印刷して持ってきている人が多かったです。
ミュンヘンから ノイシュヴァンシュタイン城へ行く
ドイツの列車は初めてだったので余裕を持って
ノイシュヴァンシュタイン城の予約時間（10:45）より3時間半前くらいに
ミュンヘン中央駅へ行きました。
城まで歩きで行く場合は道中勾配が激しいので、
歩きやすい靴で行くと良いです。
私が使ったノイシュヴァンシュタイン城への行き方は以下です。
1. ミュンヘン中央駅からフュッセン駅まで行く（列車にのって2時間強）
ミュンヘン中央駅からフュッセン駅までは直行の列車もあるのですが、
私の場合は時間的にミュンヘン中央駅からBuchloeで乗り換えてフュッセンまで行きました。
券売機で降りるフュッセン駅で検索をかけて
時間指定でチケットを購入します。
バイエルンチケットを使わない場合(片道)：29.60€
列車の乗り換えや時間は以下のサイトで調べると良いです（英語対応）
ドイツ鉄道の乗り換え案内
Buchloeで乗り換えなので、30番ホームへ・・・
電車のホームはミュンヘン駅の入り口からかなり離れた奥の方にあるのでちょっと歩きます。
数分前には電車が来ていて停車しているので、乗り込みます（席はかなり空いてました）
電車内はFree-wifi が使えるので便利です＾＾
列車内で駅員さんに乗車券を確認されます。
列車内は乗客がほとんど居なくてもマスクをしていないと注意を受けるので
公共交通機関を利用している時はしっかり装着しましょう。
（Buchloeに着いたら・・・）
Buchloeで乗り換えをし、フュッセンまで行きます。
かなり長閑な地なので、広大な牧場が車窓から見られます（牧場の匂いもします・・・）
新緑で美しいです。
2. フュッセン駅からバスでHohenschwangauへ行く
フュッセン駅についたらバスに乗ります。
バス停はドイツ語でHaltestelleなのでHのマークがついています。
往復チケット購入（バス内で運転手から直接購入）
往復5.20€でした
※バイエルンチケットを持っている場合はパスできるはずです
ドイツのバスは車内で英語アナウンスがありますし、
車内モニターに停車するバス停の名前が順に表示されるのでわかりやすいです♬
また、フュッセンに来る人の多くはノイシュヴァンシュタイン城が目的地なので、
ほとんどのひとがHohenschwangau Neuschwansteinで降ります
3. バス停Hohenschwangauでバスをおり、城まで行く
バス停から城まで行く方法は、
①さらにバスで行く方法 ②馬車に乗って行く方法 ③徒歩で行く方法
の３つがあります。
バスを降りてすぐ近くに案内所（ここで城の当日チケット購入可）があります。
城までの行き方について聞きに行くと
徒歩で行くことをお勧めされて地図をもらいました。
時間がない場合はバスを使うと良いそうですが、
秋は紅葉が美しいので、徒歩で行くと良いです。
徒歩で城まで約20分かかりました。
勾配が激しいのでちょっとしたハイキングをしているようです。
ドイツ人は多くの人が英語を流暢に話せます！
駅や観光地の人はもちろん、
一般人もほとんどが聞き取りやすい英語で会話できます。
ただし、ドイツ人でも年配の方は
英語が全く話せない人が多いようでした。
ドイツ旅行中、数え切れないくらいいろんな人に
道を聞いたり電車の乗り方を聞いたりしましたが
どの人も親切に教えてくれました＾＾
こちらから聞く前に向こうから
「困ってるの？」と声をかけてくれる人もいました。
ドイツの人は親切な人が多いので
わからないことがあったら聞いてみましょう♬
城に到着したら
✨門をくぐるとトイレあり(無料)
✨公共Wifiもあります!
入場ゲートにて、チケットの時間が表示されるので、
予約した時間になったらQRコードをかざしゲートを通ります。
私はゲートにて
スマホの表示画面でQRコードをかざしましたが
他の来客はQRコードを紙印刷して持ってきている人がほとんどでした（好みですが）
ゲートを通るとオーディオガイドを借りました。
私は日本語ガイドを使用＾＾
ノイシュヴァンシュタインの中は装飾が美しく、
見応えがあります。
※城中は撮影禁止だったのが残念！
1869年にバイエルン王国の第4代国王、ルートヴィヒ2世の命令で建てられた
ノイシュヴァンシュタイン城。
神聖な雰囲気の場所、
冒険心がくすぐられるような洞窟のような場所、
ルートヴィヒ２世が好きだったオペラをモチーフにしたストーリー性を感じる装飾など
城内は随所にこだわりが感じられます！
神話や伝説、中世ヨーロッパの物語に憧れた、
ルートヴィヒ２世の夢が詰め込まれたお城なんですよ＾＾
狂王とも呼ばれていたルートヴィヒ２世の波乱の生涯について
オーディオガイドで紹介されます。
音楽家のワーグナーと関係が深かったり、
オーストリア皇妃であったエリザベート（シシィ）と面識があったりと興味深い人物です。
絶景ポイントマリエン橋
城を出た後、Marienbrücke（マリエン橋）まで歩きました。
城からマリエン橋までは歩きで15分ほどです。
絶景ビューポイントなので、お勧めです！
ちなみにマリエン橋のすぐ近くにバス停があり、
2ユーロでHohenschwangauまで行けます。
元来たように、バス停「ホーホエンシュヴァンガウ」からフュッセン駅に向かいます。
フュッセン散策
ノイシュヴァンシュタイン城観光の拠点であるフュッセン。
ドイツのロマンチック街道の南端のこの街はぜひ立ち寄りたいポイントです。
緑が多く、長閑な雰囲気を持ちつつ、
シルバニアファミリーのおうちみたいな
パステルカラーの可愛い建物が並んでいます（ギフトショップもたくさんあります）！
背後にはドイツアルプスがそびえているので
景色も楽しめますよ！
ぶらりと立ち寄って、
散策するのに最高の街です＾＾
街はレトロな雰囲気のお店が立ち並んでいます。
お土産屋さんも充実しているので、
ショッピングも楽しめます。
Gasthaus zum Schwanen でランチ
フュッセンの街で有名なレストランGasthaus zum Schwanenでランチをいただきました！
地元の人も通うという、
シュヴァーベン（ドイツ南西部の地域）料理の人気店です。
魚料理が珍しくて頼んでみました。
魚の切り身が大きくて食べ応えがありました。
魚の下はたっぷりのザワークラウト。
ザワークラウトの酸味と
暖かくて優しい味のクリーミーなソースの
相性がすごく良くて美味しかったです＾＾
小鉢に入っているポテトもかなり美味しいです！
日本のジャガイモのようにパサっとしていなくて
少しねっとりとした感じです。
デザートにはオーストリアやドイツの代表的なお菓子、
Apfelstrudel（アップルパイのようなもの）をデザートにいただきました。
温かいアプフェルシュトゥルーデルにアイスと生クリームが添えられています。
シュトゥルーデル生地は控えめな味です。
りんごの酸味とレーズンの甘味がおいしいです!
フュッセン駅で帰りのチケットを買ったら、
電車の時間まで駅のお土産屋さんを見て帰りました（充実しています）。
帰りも電車で約2時間、車窓から見える広大な牧場の景色を
楽しみながらミュンヘンの街に帰りました。
ミュンヘン市内の観光については別途記事にまとめていますので、
こちらも是非チェックしてくださいね^^
さいごに。
今回は都会ミュンヘンから、
自然と歴史を感じるノイシュヴァンシュタイン城への観光へ行きました。
同じドイツ国内でも全く違う雰囲気と景色を楽しむことができ、
充実した1日を過ごせました！
- ノイシュヴァンシュタインへはツアーでも行けるが、
自力で行くとより充実感した旅行体験ができる！ - 城の入場券はネットで事前購入がおすすめ（日本語オーディアガイドで予約可能）
- バイエルンチケットを使うとお得に交通機関が使える！
- バイエルンチケットは曜日で使える時間が違うので注意が必要
- ミュンヘンから城まで行くのに片道約3時間ほどかかる
- 城までの行き方
①（電車）ミュンヘン中央駅⇨フュッセン駅
②（バス）フュッセン⇨Hohenschwangau
③（徒歩orバスor馬車）⇨ノイシュヴァンシュタイン城
※紅葉の季節は徒歩がオススメ！ - 絶景ポイントマリエン橋で城を眺めよう！
- フュッセンは可愛い街なので散策にオススメ
- 余裕があったらシュヴァーベン料理を味わいましょう♬
私はこの観光で初めてドイツの電車に乗ったのですが、
車内のモニターや英語アナウンスなどが充実していますし、
初心者でも難しくありません。
ある程度英語がわかれば問題なく一人でいけると思います！
また、先述しましたがドイツ旅行中、
数え切れないくらい色々な人に道を聞いたり
電車の乗り方を相談したりしましたが、
皆さん親切に教えてくれました＾＾
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ドイツ旅行にこれから行かれる方、
旅行場所を検討中の方などのお役に立てたら幸いです。
それではTschüss！
sunoでした。
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