マット・デイモンは小さくなってもマット・デイモンでした
ジャンル:ヒューマンドラマ、SF、ややコメディ
演出→
笑い→
ストーリー→
おすすめ度→
作品紹介
体が一度小さくなれば、二度と元のサイズには戻れません。
しかし、犯罪のない、平和なミニュチュアの世界「レジャーランド」で生活すれば、
豪邸に住めて、食費も生活費も浪費もずっとコスパが良くなり、
今よりずっと豊かな生活ができます。
さあ、あなたならどうしますか?
人間の体を13センチほどにまで小さくすることが可能になった世界で、
人口増加や食料問題、環境問題を解決するために、人間を小さくする計画が進められます。
そして、生活を楽にしたい人から、小さくなる「ダウンサイズ」を選択する人が増えていきます。
マット・デイモン演じる主人公のポールは、所得が少なくても幸せに暮らせる小さな世界に興味をもち、夫婦でこの「レジャーランド」に住む決意をします。
感想
映画の前半はSF色が強いです。
体を小さくするための医療的処置やミニュチュアの世界「レジャーランド」の描かれ方が興味深かったです。
小さい世界「レジャーランド」の家や車や空や植物(偽物)の一つ一つが模型っぽく、
うまく作られているなと感心しました^^
「牛乳を飲むとバクテリアの関係でお腹を壊す」や「外の世界で飛行機に乗るときはミニュチュアの客室に座る」など、所々で小ネタがあり、クスりと笑えます
後半は、社会風刺がどんどん強くなっていきます。
主人公のレジャーランドでの生活が淡々と描かれ、ラストは哲学的な印象でした。
ミニチュアの世界でも格差があり、楽しく暮らす人もいれば、豊かになれない人もいます。
新たな思想を持って行動を起こす人もいます。
人の常ですね。
胡散臭いヨーロッパ系成金男、正義感の強いアジア系人道家など、
個性豊かなキャラクターが劇中で映えていました。
マット・デイモンは、実直だが流されやすい主人公を演じているのですが、
彼のイメージにあっていて、ハマっていました。
激しい展開や衝撃はなかったですが、
「自分が主人公だったら、どんな選択をするだろうか」と考えながら楽しむ映画でした。
マッド・デイモンの映画でお気に入りのもの
今回はここまで🌸
それではまた!
sunoでした
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